品番-188番
布と糸と木と、ガラスと。赤の小物入れ
Thank you!!! SOLD OUT
普段は藍や生成の布を主に仕立てていますが、
今回は赤という色にこだわった小物入れを仕立ててみました。
真紅に染められた和の布は、手触りの良い木綿の着物の為のもの。
そんな真紅の布に、赤い木綿の糸でひたすらカンタ刺繍を施しました。
隙間無く糸で手刺ししたカンタ刺しの布は、何ともいえない手触りです。
お使いのうちに、しっとりとした手馴染みの良い風合いになっていきます。
いつも手元に、ポケットに、着物の懐に、と愛用して頂きたくて、
内布には丈夫な節織の茜色の布を、
仕切りポケットにはパイピングに苧麻の白糸で刺し子した朱色の紬を、
前ポケットには、古布の茜染めの布を配し、
赤い布尽くしの小物入れです。
ポケットは全部で3つ。
前ポケットに留めつけたボタンは100年以上前にイングランドで使われていたアンティークのもの。
ループは苧麻の糸を紅茶で染めて蜜蝋を塗布した糸で編み込んで作っています。
表のかぶせには、40年以上乾燥させた山桜の材を彫刻刀一本で手彫りしたボタンを。
紐先につけた留め具も同様に手彫りしたものです。
紐は紅茶染めした苧麻の糸を四つ編みして拵えました。
紐に通したのは、ビンテージのガラスのとんぼ玉です。
薺nazunaの袋ものは、機能性のある金具や留め具を殆ど使っていません。
小物入れは革紐や麻紐でくるくると巻いたり、留め爪をループに引っ掛けたりと、
ゆるやかな留め具です。
アンティークの布を手縫いで仕立てていますので、機能性のありすぎる金具は使っているうちに布を傷めてしまいがちで、
開け閉めする際もゆるりと紐を外したり、ループをかけたり、
そんな手間のかかるひとときを、あえて楽しんで味わって頂ければと思います。
さあ、何を仕舞いましょうか。
大切なもの、いつも手元に、バッグにしのばせておきたいもの、
引き出しの中に入れて仕舞っておきたいもの、
贈り物に添えて、
いつものお出かけに、旅のお供に。
一つ一つの工程を手縫いし、仕上げもすべて手仕事で仕立てた小物入れです。
手縫いにこだわるのは、布と布の合わせ目がふんわりとふっくら仕上るので、
手織りのものや上質の素材には手縫いで、というのが信条です。。。
手にしたときに心が和むような、かぶせを開け閉めする手が喜ぶような、
愛着の湧く小物入れに仕上ったと思います。
size : W14cm × H10.5cm
(蓋をぴったり閉ざした時のおよその大きさです。)
表布 : 木綿(和布)
内布 : 木綿(和布)
ポケット : 木綿 (古布、和布)
留め具: 100年以上前のイングランド製のボタン、手彫りの桜材の留め具、ビンテージのガラスのとんぼ玉、
紅茶染めした苧麻の組紐とループ、手彫りの桜材の留め爪
発送方法 : レターパックプラス、ゆうぱっく、ヤマト便(東京発、60サイズ)、ご注文時にご希望の発送方法をお伝え下さい。
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