品番-187番

赤のニードルワークの小物入れ

price is 15,000円

 

様々な赤の布を縫い繋ぎ、ピンタックとカンタ刺繍、針と糸の手仕事をふんだんに施した小物入れです。

様々な赤、色とりどりの”赤”。

古い茜染めの布、着物用に織られた木綿の布。

普段は藍や生成の布を主に仕立てていますが、

今回は赤という色にこだわった小物入れを仕立ててみました。

紐状にランダムな細さに裁断した布を縫い合わせて一枚の布に、

糸で縦横に刺したもの、カンタ刺繍の技法で模様をつけたもの。

そんな風に糸で仕事した布の小物入れは、お使いのうちに手触りや風合いが何とも味わい深くなっていくように思うのです。

かぶせを開けて、そこにも様々な”赤”が溢れています。

内布には丈夫な節織りの茜色の布と、カンタ刺繍の真紅の布と、

前ポケットには、茜染めの木綿の古布を配しました。

 

ポケットは全部で2つ。

前ポケットに留めつけたボタンは100年以上前にイングランドで使われていたアンティークのもの。

ループは苧麻の糸を紅茶で染めて蜜蝋を塗布した糸で編み込んで作っています。

表のかぶせにも、100年以上前のイングランド製のボタンを留め具として使っています。

サドルレザーの革紐をくるくると巻いてください。

紐先に付けたのは、ビンテージのガラスのとんぼ玉です。

 

薺nazunaの袋ものは、機能性のある金具や留め具を殆ど使っていません。

小物入れは革紐や麻紐でくるくると巻いたり、留め爪をループに引っ掛けたりと、

ゆるやかな留め具です。

アンティークの布を手縫いで仕立てていますので、機能性のありすぎる金具は使っているうちに布を傷めてしまいがちで、

開け閉めする際もゆるりと革紐を外したり、ループをかけたり、

そんな手間のかかるひとときを、あえて楽しんで味わって頂ければと思います。

 

さあ、何を仕舞いましょうか。

大切なもの、いつも手元に、バッグにしのばせておきたいもの、

引き出しの中に入れて仕舞っておきたいもの、

贈り物に添えて、

いつものお出かけに、旅のお供に。

 

一つ一つの工程を手縫いし、仕上げもすべて手仕事で仕立てた小物入れです。

手縫いにこだわるのは、布と布の合わせ目がふんわりとふっくら仕上るので、

手織りのものや上質の素材には手縫いで、というのが信条です。。。

手にしたときに心が和むような、かぶせを開け閉めする手が喜ぶような、

愛着の湧く小物入れに仕上ったと思います。

 

size : W13cm × H10cm
(蓋をぴったり閉ざした時のおよその大きさです。)

表布 :     木綿(古布、和布)

内布 :     木綿(和布)

ポケット :   木綿 (古布)

留め具:    100年以上前のイングランド製のボタン、サドルレザー、ビンテージのガラスのとんぼ玉

 

発送方法 :    レターパックプラス、ゆうぱっく、ヤマト便(東京発、60サイズ)、ご注文時にご希望の発送方法をお伝え下さい。

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